L6364は、センサーまたはアクチュエータ機能を備えたマイクロコントローラと、COM2およびCOM3モードでIO-Linkをサポートするように指定された24V電源および信号ケーブルとの間のブリッジを提供するIO-Linkテクノロジ向けのSTMicroelectronicsの製品です。 L6364には、サージパルスと逆極性の両方から保護された2つの入出力ラインがあります。 1つはIO-Link標準通信プロトコルを管理するCQラインで、もう1つは標準IO通信に使用できるDIOラインです。 2つのラインは、追加のドライブ強度要件に合わせて並列に動作するように構成できます(最大0.5 Aまで構成可能)。このICは、50 mAの機能を備えた2つのLDO(3v3および5v0)を提供します。同じLDOは、VPLUSレール、または重要な消費電力要件のあるアプリケーション用の組み込みDC / DCコンバーターから直接供給することができます。さらに、このICは、高レベルの柔軟性(構成可能なサーマルシャットダウンやUVLOしきい値など)と、割り込みラインによってマイクロコントローラーに報告される拡張診断(ウェイクアップ認識や7ビットキャリブレーション済み温度センサーレジスタなど)を提供します。
マイクロコントローラとL6364間のセンサーデータ転送は、透過モード(UART)、シングルバイトまたはマルチバイト(SPI)モードを使用して選択できます。通常の操作では、L6364は起動時にSPIを介してマイクロコントローラーによって構成されます。次に、L6364は、マイクロコントローラーによって構成された出力ラインを駆動する単一の入出力デバイスとして動作を開始します。デバイスがIO-Linkマスターに接続されている場合、マスターはウェイクアップ要求によってIO-Link通信を開始できます。
画像 | 製造業者識別番号 | 説明 | タイプ | プロトコル | ドライバー/レシーバーの数 | 利用可能な数量 | 詳細を見る | |
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L6364Q | デュアルチャネルトランシーバーIC | トランシーバー | I / O-Link | 2/2 | 1000-即時 |